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思い出の品
7年ほど前、私が予備校に通っていたときのこと。

予備校で出会った男友達の一人が香水をプレゼントしてくれた。

彼は、仲良くなった女友達には必ずその子のイメージに合わせた香水を

プレゼントするのだと言っていた。

私がもらったのは「ゴースト」というものだった。

もともと香水はつけないうえに、もらった香水の香りも残念ながら私には好ましくなかった。

そういうことから、その香水は数年間箱に入ったまま保管され続けた。


その後私は仕事の関係で2度引越しを経験したが、その香水も私とともに住処をかえた。

一人暮らしをするようになってから、私の汚い部屋でも、ときどきリフレッシュするために

アロマキャンドルをともすことがある。

このほか、この家に暮らすようになってからは、お風呂上りや外出前、寝る前など

香水を部屋にシュシュっと散らすようになった。

香りを楽しむようになったのである。


私が持っている香水は多くが頂き物。

一瓶使い切ったため、「ゴースト」の出番がやってきた。

先ほども書いたとおり、お気に入りの香りではないけど、身につけるのでなく

散らすならば程よく香り、悪くないと思い、散らし続けている。

日に日に便の中の液体が減っていく。それを見て昨晩思った。

「この香水を見るたびにあの頃を思い出していたけど、もしこの香水が空になって

この瓶を廃棄したら、私があの頃を思い出すことも減るのではないか」と。

そう思ったらだんだんこの香水が惜しくなってきてしまった。

だけどせっかくいただいたものだし、使うのがベストかな。


彼がこれを私にくれたとき「女性らしい人に合うと思った」と言った。

そのときはちょっと引いて空笑いしか出来なかったのを、今になって失礼な態度だったなと

反省する。なかなか面と向かって言ってもらえる言葉じゃない。


この一本の香水から広がるあの頃の、大事なたくさんの思い出。

まだもうしばらくは毎日私の頭の中に広がり続けてくれそうだ。

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[2011/03/05 11:34] | ひとりごと | トラックバック(0) | コメント(0) |
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いつか花を咲かせる日が来るまで、 いろんな気持ちを書き留めてゆく・・・。

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サリー

Author:サリー
サリーです。
出身地:北海道
現在地:北海道
好き:オシャレ、犬、美しい人、舞台鑑賞、バラ、空
今月の目標:沈黙

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